磯野霊山の随筆「黙々弧坐」(明治44年11月16日)のなかに、「知恵のないものが利口な風をする。懐の寂しいのが、金持面をして勝手に苦しむ」という一文があった。(中略)「恥しいのは自己の川端柳たる運命を知らず、人を許き、己を偽った安神の出来ない生活だ」と続くが、この言葉を贈りたい人がいる

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